October 12, 2004

カメラ悪魔の辞典

書店で他の本をさがしていて、偶然この本を見つけました。
パラパラと読んでみると、思わずプッと吹きだしてしまうような内容が・・・・

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カメラ悪魔の辞典  知恵の森文庫

著名な写真家にして、カメラマニア、雑誌や、webでも活躍されている、田中 長徳氏の著書です。
前書きによると、カメラ人民共和国において、「コンタックスにもドイツ製の贋物があるので注意しなければ・・・」などと歴史的知識の欠如から、誤った認識をする新カメラ人民の「言葉の乱れ」をただすために著されたとあります。
しかし、あまりにも内容が過激すぎ、カメラ人民共和国で発禁となったものが、悪魔の辞典として日本国で発刊されたとか・・・

内容を少しだけ紹介してみると、

「システムカメラ・・・・・無知蒙昧な消費者を一種の空騒ぎに導き、かつ、カメラメーカーに莫大な利益をもたらす目的で構築された、カメラによる無限連鎖講のこと。」

ムムム、そうだったのか、恐ろしい、でもペンタックスの場合は、連鎖講の構築スピードが遅いのが救いか?

「魚眼レンズ・・・・・ドアスコープの改良モデル、レンズカタログの作例写真にしか登場しない。 表現から一番遠い場所に存在する作例用レンズ。」

こんな事書かれたら、欲しくても買えない?でも欲しいと思うのは、使ってみたい(試してみたい)という欲求が理由の大部分であり、著者の言うとおりか?・・・

「(カメラの)インターネットオークションのハイビッダー・・・・・おのれが一番のバカであることを、世界に公示される人のこと。 その恥辱を与えないために、最高入札者は非公開のこともある。」

ハイ、私もバカであることを公示したことがあります・・・ 確かに、落札したとき、「俺は何やっているんだ、バカか?」
ていう気分になるときがありますな・・・・

等々かなり毒づいた内容が多いですが、真面目(普通)の解説ももちろん含んでおり、著者が、「ことば」の本質を示そうとしていることにはちがいありません。 面白く、かつ勉強?になりました。

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